SUNNボードをつけてみた

2004年3月24日 at 12:37 PM



今頃こんな文章を書いているが実はHOLIDAZEの前には付けていたのだが下書き状態にしたままアップするのをすっかり忘れていた。しかも写真ではFULLMETAL JACKETについているが現在は03STYLEについている。

●グラフィック
以前デザインが地味だとか言ったがゲレンデで見るとかなりSUNNのロゴが映える。試乗車が何台か並んでいるとすごく目立つ。意外といいデザインだったのかもしれない。でも白ベースで水垢がすごく目立つのはちょといただけない。
●品質
作りはいい。ソールの波打ちも殆どないし普通のスノーボードの板とやっと品質が一緒になったかなぁって感じ。ボードって粉を入れると(byよっち)機械が勝手にガチャンガチャン作っていると思っている人が多いと思うが実は結構手作りなのである。(もちろんプレスの機械とかは使っているが)。だから品質管理をしっかりしないとソールが波打っていたり3次元ねじれを起こしたりするのである。話はそれたが品質は良い。穴位置のずれ等は未確認だけどとりあえず今のところ問題ない。
●特徴
板の硬さはJykKでいうとSTYLEくらいかなぁ。硬くは無い。ただこのボードの一番の特徴として反発が適度で気持ちいい。
例としてはバニーホップするとき硬い板だとまず引き上げるのが大変で大抵力技になる(カーブボードであんなに綺麗にバニーホップする我満はすごい)逆に柔らかいと引き上げは簡単だがその後腰が無いので結局飛び上がるのは力技になる。でこの板はというと引き上げは簡単で溜め込んだ後ぴょんと飛びあがる。気持ちいい。僕は高く飛び上がるバニーホップにはあんまり興味は無いがちょっとしたギャップで何気ないジャンプをしてラインチェンジとかが気持ちいい。気合を入れてじゃなく何気なく飛べるのがポイントかなぁ。

このボード、アーチベンドがほとんど無い。スクートは所詮足の真下で踏めない構造なのでアーチベンドは要らないと思っていたのでいい感じだ。スキーのようにブーツの真下に踏み込める構造でないと元々浮いている分のロスが出るような気がする。

サイドカーブはフロント(普)センター(普)リヤ(太)と後ろが広がっている。この形状のおかげでターンの入りは軽くターン後半はしっかりと食い込む。いい感じだ。カーブボード、クロスボードを乗った後に乗ると板が柔らかく感じて頼りないと思うかもしれないががトータルバランスは絶品。ゲレンデ滑る分には局地戦の板は今は欲しいと思わないし。一番遊べる板だと思う。

あっ八甲田用のディープパウダー用ボードは欲しいかも。スワローテールのやつ。絶対売れないと思うけど。

すべてが高い次元で1本でこなせるから今のには一番適した板だと思う。