Snowmoto STINGRAY
過去最高に遅い初滑り。うっかりパウダーを楽しんできました。僕が関わった最後(もう1本くらいあったかも)のボードSTINGRAY(アカエイなど毒棘を持つエイ)。SharkとSuper Fishと同時に設計したけど、当時は350mmのソール材が無かったのでいつか製品化できたらと託した設計。いい感じにモディファイしてくれてとても楽しいボードでした。ボード設計に関わって12年くらい。とてもいい経験をさせていただきました。ありがとうございます。
過去最高に遅い初滑り。うっかりパウダーを楽しんできました。僕が関わった最後(もう1本くらいあったかも)のボードSTINGRAY(アカエイなど毒棘を持つエイ)。SharkとSuper Fishと同時に設計したけど、当時は350mmのソール材が無かったのでいつか製品化できたらと託した設計。いい感じにモディファイしてくれてとても楽しいボードでした。ボード設計に関わって12年くらい。とてもいい経験をさせていただきました。ありがとうございます。
ウインタースポーツシーズンの本格化を前に、公益創造センターは、運営する自転車販売サイト「E-サイクル・カミロ」にて、スキーバイク『RABITER』を発売した。マウンテンバイクをベースにしたフレームの前後に専用のスキー板を取り付けたもので、スキーやスノーボードに比べて操作しやすく、疲労しにくいという特長がある。
スノースクートとは・・・
「ARIEL」
「パウダースノーを滑りたい」ただそれだけのために自らコアを削りグラスファイバーを重ねプレスをする。アリエシンイチの生み出すボードと彼のライディングはアーティスティックなほどに美しい。
ということで久しぶりにスノースクートの映像を作ってみました。EVERSUMMER3を作った後、なかなか撮ってみたいと思えるライダーがいなかったのですが、ハンドメイドボードでパウダースノーを滑る有江さんと出会い久々に制作欲が湧きました。僕の原点に立ち還りゴリゴリのスノー系に仕上げてみました。
The dayのボードは「どこでどういう滑りをしたい」というコンセプトをまず最初に考えてから設計しています。
flying fishの進化系がPOWDER MASTERで、さらに進化したのがSuper Fishということはありません。全然別物です。硬さを変えて変化とか進化とか言うコピーで煽るのは好きではありません。途中で設計を変えたのはALL DAYくらいです。
オールラウンドのボードは「どこでも滑れます」「パウダーも行けます」というキャッチコピーで今までメーカーが散々出してきてました(というか現在進行形)。むしろオールラウンド以外のボードは無かったんですね。正直9割以上の人はオールラウンドのボードでいいんじゃないかと僕も思います。ただいつも言っていますが「パウダーも滑れるボード」と「パウダーボード」というのは似ているようで全然違うのが、いまだにパウダーボードを作っている理由です。
flying fishの最初の試作ボード(単なる形に切っただけの反り上がりすら無いボード)に乗った瞬間に別世界に行きました。
コンセプト通りに踏むと深雪からトビウオのように飛び出すんです。こんなボードは他にありませんでした。浮きあがるという点では他のボードより優れています。乗り味も味があっていまだに大好きなボードです。
ALL DAYはパウダーボードで疲れた時の乗る筆休み的なボードです。ゴリッゴリのカービングをするというより1日中疲れずに楽しめるボード。まぁオールラウンド的なボードなので印象的には中途半端でした。カービングをボードの評価にしている人には物足りないかもしれませんが僕みたいな中年には楽できるボードです。倒し込みもきつくないのでとても乗りやすボードです。
POWDER MASTERはよく行く八方尾根のバックカントリーで、大きい斜面を大きいターンをするために作りました。flying fishでは浮くけど減速する、ターンというより上から下に落ちるという印象だったので。デッカいスプレーをあげてターンをしたかったんです。
Super Fishはパウダーでカービングターンをしたい。深雪の中で地形遊びをしたいというコントロール性重視の設計をしています。サイドカーブきつめでグイグイ滑れます。ただセンターは細めなので少し浮力は落ちますが、とは言えパウダーボードなので十分浮きます。ffのように踏んだ時に飛び上がる感覚が無いと言うだけです。ピンテールなので地形遊びをした際、最後まで舐める感じがあって気持ちいいですよ。
贅沢を言えばシチュエーションに合わせてボードを選ぶという楽しみもありますが、どれか1本持っていれば深雪は楽しめます。
あくまでも選択肢を提供できればと思って設計しています。