白馬バックカントリー
新しいボードの製品版のテストとフォトシューティングを兼ねて、いつもの相方ハヤシダンと白馬にバックカントリーをしに行ってきた。
入山届けを出して、ビーコンをオンにするのを忘れずに
スキーのクライミングスキンを使って前後のボードがグラグラしないように固定。ワイヤーを使って固定するよりガッチリ固定できる。しかも素早く。
こんな感じに背負います。フロントボードを下にするとふくらはぎに当たって歩きにくい。スノーシューとストックを使ってえっちらおっちら登ります。風にあおられるので気をつけて。JykKの新しいボード脱着システムだったらフロントボードだけ外して担ぐのもありかもね。
標高2,000mからドロップ。風の吹き付ける斜面はパックされてたけど、それ以外のところの新雪をごちそうさまでした。何より人がほとんど居ないのが気持ちいい。
オレとハヤシダンが今回使ったボードはThe dayの来季リリース予定の新しいボード”POWDER MASTER”
今回行ったバックカントリーの広い斜面をデッカク滑るために開発したボード。
flying fishとはまた別の滑りが出来る。今季10本くらい先行販売するらしいです。
詳しくはまた今度。
白馬でパウダー食べまくりの一日
なにやら冬型の気圧配置のお陰で白馬は雪がたんまり降っております。今シーズンは新しいボード”ALL DAY”にずっと乗っていたのですが、フライングフィッシュに付け替えました。
今年のフライングフィッシュはコア材にバンブーを混ぜたりトップシートに本物のウッドを使ったりしているのですが、「新雪で浮くためのボード」というコンセプトは変えたくないので滑った感覚は去年のボードとあまり変わっていません。売りを作るために無理して変えるのは嫌いなので。。。それより長く愛され、楽しめるボードでロングセラーになってほしいと思っています。
さて話は戻って八方尾根。有江夫妻、竹花さん、ハヤシダンと一緒に浮きまくってきました。ALL DAYでも新雪は楽しめるけどフライングフィッシュのほうがやっぱり圧倒的に楽しかった。変えてきて良かった。結局ゴンドラ3本、うさぎ平、スカイライン2本とずっとバフバフの雪で遊んできました。白馬歴20年以上だけど新雪の兎平を直滑降は初めて。なかなか思い出の1本になりました。
ハヤシダンがJykKのA1に乗ってたけど、結構楽しいボードでした。今までのスノースクートのボードとはちょっと毛色が違ってなかなかいいボードでした。カカトのあたりの食いつきが結構よくてリヤが結構粘る感じ。キュイっというターンが気持ちよくてショートターンしたくなるボードでした。
新雪に関しては今までのボードと違ってフロントが突き刺さることは無いですね。スネぐらいまでは潜りますが突き刺さるということはあんまり無いかな。雪が柔らかいときはプッシュは必要でした。有江さんいわく「一段下を滑っている」。表面ではなくちょっと埋まった所で安定して滑る感じでした。
ALL DAYはスキーのような中~大ターンを安定するボードするようにデザインしたので、同じロッカー構造を採用していてもA1とは結構違う乗り味。今までのスノーバイクだと大きいターンをしたくてもグッと踏ん張るとクルって回っちゃうけど、ALL DAYは前から後ろのエッジまで噛むので倒しこんでもスッポ抜けることはなくカービングが出来、幅広(Max300mm)なおかげで、どっしりとした乗り味で荒れたバーンも安定して滑り降りることが出来ます。まるで戦車。ALL DAYについてはまた後ほど。
ということで色んなボードが出てきて乗り比べが出来てなかなか楽しいシーズンになりそうです。もっと変態ボードいっぱい出てこないかなぁ。。。
あっ 八方での滑走写真はカメラと携帯を持っていなかったのでありません。一眼カメラ持っていけば良かった。。。
去年撮影したパウダー写真をフライングフィッシュ特設ページにいっぱいアップしています。良かったら見てね。(フライングフィッシュ買ってくれたら僕のシーズン券代になります)
2014シーズンはじめました
ご無沙汰しております。
今年は秋をあまり感じないうちに冬が来て、いきなりシーズンがはじまりました。
いきなり良い雪で滑走できて最高のシーズンインです。
新しく作ったThe dayのALL DAYというボードとかなり軽くなったスノーモトの新しいフレームがとても調子良いので、なんだかやる気のあるシーズンになりそうです。
All Dayは感覚だけでなくかなり理論尽くめで設計しました。かなり僕の理想としているボードに仕上がりました。試乗会なので乗る機会があったら是非試してみてくださいね。
flying fishとAll Dayの2本あれば大抵のことが出来るんじゃないかなぁという感想です。
詳しくは近々まとめて書こうと思っています。
それでは今シーズンもよろしくお願い致します。