安比の大会が終わり。進路を北へとること数時間。無事青森に着く。
話は3日ほどさかのぼるが、実は青森、北海道行きは結構ピンチだったのである。滞納していた税金をぽーんと払ったら、計算して払ったつもりが予定以上に払ってしまい手元に2万円しか残っていなかったのである。おいおいこれから3週間の旅が2万円かよ。無理じゃん。安比に行くあいだずっと悩む。黄色い看板に駆け込むかレイ○エンジェルにお世話になるか。『お急ぎですか?』『お急ぎです。』・・・・・・・と悩んだ挙句盛岡で五千円を握り締め銀玉遊戯をしにネオンの光った銀行へ行く。「これで駄目だったら北海道へは行くなという神様のお告げであろう」と思いながら・・・。なぜか貯金をしてしまった。そんなこんなで安比につきKAMENと会う。スクートの神様は我を見捨ててはいなかったらしい。KAMENがビデオのお金を振り込んでくれることになる。
そんなこんなで青森に着きその日は我満の別荘にお世話になる。ログハウス風の小さいがきれいな部屋で泊まる。
翌日は八甲田で滑る。連日の大雪で除雪が追いついていない道を走ること小1時間。八甲田に到着。その日の八甲田は連日の大雪のおかげで良い雪が大量にあった。ロープウェーに乗っていくコースと普通のゲレンデがあるがその日はロープウェーに5本乗る。?13度。雪も降っておりかなり寒い。ロープウェーに乗っていくコースは2本。どちらもおもしろかった。基本的に林間コース。コーステープは無い。その代わりポールがコースの沿いにポロポロ立ててある。が吹雪いたら遭難出来そうである。天然のウォッシュボードなどがありクロスコースさながらであった。こんなところばっかし滑ってたら我満のように上手くなれるわけだ。しかしこんなに面白いスキー場は初めてだった。
ここからは本来写真が入ってましたが現在行方不明です。見つかり次第入れます。
ロープウェー麓駅
ロープウェー乗り場。こんな感じに並んで乗る。周りのスキーヤー・ボーダーの使っている道具はファットスキーやらパウダー用ボードやらで、普通のスキー場とは一味ちがう。
(写真1)
ロープウェー
(写真2)
山頂駅でロープウェーを降りてびびる。雪が珊瑚礁のように着いており、まるで沈没船のようだった。
(写真3)
今日のガイドは我満君
(写真4)
樹氷もあります。登ったり飛び降りたりしてはいけません。
(写真5)
適度な湿度があって滑り易いディープスノー。ライダー:我満
(写真6)
加藤君もすべる。
(写真7)
おりえちんも滑る。
(写真8)
我満もすべる。かっこいい。
(写真9)
帰りに我満商会にて一休み。スノーモービルのビデオを見せてもらう。メチャメチャ面白かった。その晩、加藤君と俺は青森港から北海道へと旅出ったのであった。
(写真10)