撓(しな)るフレーム

2005年6月9日 at 12:54 PM

通勤時間は暇なのでネタ帳に色々書き溜めているのだが、かなり膨大な量が書き溜まっている。
自分でフレーム作ろうかとも考えはするが最近は特に面倒くさくなってきたので、少しずつネットで晒してみる事にした。
吉と出るか凶と出るか何も変わらないか…。多分何も変わらないだろうね。

scoot050609
■撓(しな)るフレーム
 その昔S3というフレームがありました。S3とはこれなんですが。
コメントで加藤君が書いているように最強のカービングマシンだったりする。トップチューブが無いおかげでフレームが撓る。
トップチューブが付いているモデル(S4以降)は完全な剛性体だ。
いろんな素材のフレームが発売されているがどれもこれもガチガチで材質によるフレームの硬さの違いなんぞ分かったことが無い。トップチューブに1カ所曲げを入れてあげるだけでも縦方向の剛性は大分落ちるはずだが…そんなぐらいの発想じゃ面白くないしね。
このS3はフレームの撓りを感じることができるのだが構造上すぐ壊れるらしい。
トップチューブが無いのでフレームが真ん中からグンニャリいってしまうらしい。そこで考えたのがダウンチューブ(デッキ部分のフレーム)
をしならせつつ一定以上しなるとしならなくなる構造。図のような構造なのだがもちろんこれが完成形ではない。
というかこのまま作ったら応力が一点に集中して金属疲労をおこしてぶっ壊れるだろうね。この構造を活かすにはフレームの材質も重要。
単に柔らかいだけだと全く意味が無いからね。適度に反発してくれる材質をチョイスする必要があるだろうね。
チタンとかカーボンってこういうところで活かすものだと思う。錆びなければクロモリとかがいいんだけどね。
 ちなみにS3のデッキはちょっと固めのビニールシートみたい素材で出来ている。
かなり頼り無いし千切れそうで改善の余地は十二分にあるがこれもフレームを撓らせるポイントの一つ。
ちなみに俺の書いた図にはまだデッキは描かれていない。何気にデッキがこのフレームのキモだったりするのだが…
まぁ途中まで書いて頭の中で正解が出てしまったので中途半端で終わっている。電車の中だし…。
 フレームをいじくるよりボードをいじくった方が乗り味の違いは顕著に現れる。だからといってS4以降フレーム形状に大きな変化がなく、
おざなりなのは如何なものかと思う。俺はフレームを考えるほうが面白いから考えてるだけだけど。
この絵も説明していない部分が何箇所かあるのだが絵の情報量の中から読み取ってくだされ。
■撓るフレームについては加藤君も書いてるのでこことか読むよろし。

テッドクラフト製BS用フレックスマウントキットを取り付けよう?途中報告4?

2005年4月18日 at 12:29 AM


救世主OGAっちの登場により、紆余曲折を経てとうとうフレックスマウントキットを取り付けました。苦節1年以上。
紆余曲折はコチラ
フレックスマウントキットが我が家にやってきた
テッドクラフト製BS用フレックスマウントキットを取り付けよう?途中報告1?
テッドクラフト製BS用フレックスマウントキットを取り付けよう?途中報告2?
テッドクラフト製BS用フレックスマウントキットを取り付けよう?途中報告3?

なんとOGAっちが救援物資を送ってくれた。

過去の記事を読んでもらうと分かるがフレックスマウントキットのネジはM8でその分ナットも大きい。お陰で工具が穴に入らず取り付け出来なかったのだが、M8ナットの上部分をM6ナットのサイズに加工してしまうというもの。この加工のお陰でM6用の工具で締めることができるのだ。まさにコロンブスの卵の発想。

ちなみに俺も自分でチャレンジしたのだが…

右のOGAっちの加工してくれた物と比べると悲しい位の出来の悪さ_| ̄|○
俺自分では手先器用だと思ってたんだけどなぁ。


SUNNのボードに付けようと思ったんだけど俺のボード去年の奴で穴の位置が違うから付かないんだよねぇ。ということで王座の人からヒビ入ったボードを拝借し組み付けた。


余ってたStyleのフレームに組み付け。
苦節一年やっと取り付けることが出来ました。
かなりバネっぽく板がしなります。テストはGWかな。

Thanx OGAっち
OGAWORLD
S.s. Thinking of Ogacchi

スクートとスクーター

2005年3月29日 at 10:56 PM

今日はデッキ上での足の置き方。前とか後ろという話じゃなくてつま先とかカカトがどうのこうのという話。スクーター乗ってる人はまずやってみてほしい。つま先を着けてカカトを開いて乗ってみてください。足の力をうまく使えないでしょう。次にカカトを少し開いてつま先はさらに開いて逆ハの字にして乗ってみよう。乗りやすいでしょう。っていうか普通はこうして乗るでしょう。さてスクートに戻ります。スクートもスクーターと同じなんです。でも残念なことにスクートの場合ピッタリ閉じるかカカトがフレーム分開いてハの字になってしまうんです。そうならないためにストラップをゆるくしたりフットストッパーを着けたりするわけです。まあ最近の全長の長いボードの場合、標準の位置にフットストッパーつけても役にたたないんですが…。
とりあえず足を逆ハの字にして土踏まずがエッジの上に乗るような意識で滑ると効率的なエッジングが出来るよ。まあ緩斜面でストラップ外して乗ってみるとわかりやすいよ。エッジの感じかたとしてはデッキの端が丁度エッジの上になるよ。だからデッキ端に荷重してやれば自然とエッジに力が加わる訳でございます。
フットストッパーはこの位置。

プロテクター

2005年3月25日 at 12:20 AM

今日お題はプロテクター。要るか要らないかでよく議論されてますが必要と思えば着ければいいし要らないと思えば着けなきゃいいんです。基本的にはね。まあヒザとスネだけは必需品だけどね。まずはメット。レースでは必需品。というか無いと出れない大会がほとんどです。フリーに滑る分にはまず必要ないかなあ。僕も最初の頃は被ってたんですけどね。フルフェイスのやつを。コケてチンガードがアゴをハンドルから守ってくれるかと思ったらチンガードの間からハンドルが入ってきて猪木ばりのアゴになりましたけどね。ハンドルとかステムってポジション的なものもあるんですけどチンガードの丁度無いところにヒットするんすよ。まあゲレンデだと周りの状況把握するほうが危険回避になるから俺は使ってません。(許されるのは和田くんだけだとか言ってるのは誰だ?!)つぎ。甲冑。これもかなり微妙すよね。ビックエアーやるんなら着けて損はないけど普通に滑る分には要らないっすよね。大抵守られて無いところにヒットするんす。腹とかね。まじマーフィを怨みますね。マーフィの法則が無ければプロテクター無い部分にしかヒットしないなんて事はない
のに。どうせつけるんなら腹テクターでもつけりゃいいっすよ。そんなのないけどね。マニュアル練習するんだったら脊髄パットは役立つかな。次はヒジ。コケてヒジ打っても大して痛くないっス。逆にまあまあ役立つのはフトモモテクター。アイスバーンが酷いときたまに着けます(って言っても数年つけてないが)。最初にも書いたがヒザスネは必需品。無いと青タンだらけになります。滑りに集中出来なくなります。よくスキーからスイッチしたあとに着け忘れます。まあそんなわけで必要と思った部分に最低限だけつけときゃ窮屈しないで楽しめるかなと。無いと危険とか言うぐらいだったらやらなきゃいいんですよ。後悔したくないんだったらフル装備。でもオレはその時々を感じないと後悔するタイプだから必要最低限派。だってフルフェイスだと雪山にいる気がしないから。まあ俺なんかそのうち頭パックリやらかすんでしょうけどね。

ハンドルバー

2005年3月22日 at 10:47 PM

今日のお題はハンドルバーでございます。ハンドルバー選びって結構大変なんですよね。でもボード以上に滑りを決めるとても大切な要素だと思うんだよね。ハンドルを選ぶ時の要素としては「高さ」「幅」「引き」「アップライズ」「重さ」がありますよね。
 まずは「重さ」これは材質にかなり左右される。代表的なのはクロームモリブデン鋼通称クロモリとアルミなんだけどもちろんアルミのほうが軽い。軽いバーのほうがターンの切り返しが軽いと言われている。逆に重いバーは安定して感じる。俺の場合はAnswerのレースバーっていうアルミの軽量のバーをスクートはじめたころから使ってたんだけど、最近クロモリのTrash Barに変えたんだけどレースバーより硬いはずのTrash Barのほうが柔らかく感じるよ。これは重さから(といってもTrash Barはクロモリの中では最軽量級だが)くる安定感からうまれてくるものだろうね多分。
 次に「アップライズ」なんだけどハンドルの両端がどのくらい上がってるかなんだけどひじを張って滑る人ほど上がってるハンドルを好む傾向があるね。ちなみに俺のレースバーは7年使ってたからタレてますが体に馴染んでいい感じでした。
 次は「引き」。コレは手前方向に何度角度が付いてるかなんだけど、BMXのフラット用のバーは引きが0度が常識?だけど、スクートの場合はやはり引きはあった方がよろしいかと思います。引きがないと力入らないし。KMN Barも引きが0度でしたなそういえば。
 ほい次は「幅」「高さ」まとめて行っちゃます。降りる駅が近づいてきたんで。まとめたんだけど、これ一番重要かも。高くて広いハンドルバーは少ない力で倒し込むことが可能。初心者はまず高くて広いのから入ってみるがよろし。低くて狭いハンドルバーはターンに力が必要になるね。でも押さえ込みやすいのかもしれないね。ほんとに高さ、幅は重要で身長やどういう滑りを目標にするかで全然違ってくる。まぁどんなハンドルを選ぶか迷ったら「ビデオ宣伝(出たら買って)」でも見て似たような体格で憧れる滑りをする人と同じのを使うとガンダーラへの近道切符かもしれないよ。ちなみに最近クロス出る人MTB用のフラットバー(低くて広い)使ってるけど何で使ってるか理由が全く解らないので今度教えてね。ちなみにキヨフミはその昔KMN Barをギリギリまで詰めた超高くて超狭い変態バーで乗ってたな。確か。

ボードアタッチメント

2005年3月20日 at 12:56 AM

電車に乗ってる時間暇なのでアタッチメントについつつらづら書いてみようかと。ゴムブッシュいろいろありますよね。ジック、SUNN、ジャイアントなどの純正にピノゴム、カービングキット、イージーターンキットなどなどいっぱいありますよね。正直どれを選択すればいいか分からないですよね。たまーに僕なんぞに聞いてくれるかたもいるんですけど正直好みなんぞ人それぞれ千差万別なんですよね。だからどんな滑りをしてるか見せてもらったり、どんな滑りをしたいか聞いたり体格見たりとして分かる範囲で答えるのですが、まあ正直全部買って試してみたらなどとは言えずに真面目に答えちゃったりしてます。柄じゃないんですが。でもこればっかりは人それぞれなんですわ。柔らかいゴムだって面出すために締め付けちゃったら硬くなっちゃうし(ゴムを締め付けて面を出すんじゃなくて高さに合わせて切って使ったりするといいよ)雪によって合う合わないはあるし。それこそ理想のゴムを探していくら投資(たかがしれてるが)したことやら。ホームセンターで売っているボンネットゴムだって硬さは数十種類じゃ下らないくらいあるわけですよ。まあそん中から専務が硬さを選び出したのがピノゴムだしエンジンマウントを使ったりとアルミダイキャストつかったり、まないた切ったりと色々みなさんおたくマグマを噴き出しながらブッシュ界のガンダーラを探して旅をしている訳です。そんな僕もガンダーラ探してるんですけどいじくればいじくるほど遠ざかっているきがします。まあこんなもんかなっていうのを見付けたらあとは体を慣らしたほうがガンダーラに近付けると思います。ハイ。とキレイにまとまったところで下車駅がやってまいりました。それではまた。

我満のバニーホップ

2005年3月9日 at 6:06 PM


先日行われたSNOWSCOOT HOLIDAZEのバニーホップコンテストで3年連続チャンピオン(去年は林田先生と同率優勝)を勝ち取った我満君のバニーホップ。飛ぶ直前の引き上げが凄い。で飛び上がったら前に押し出す。基本に忠実なバニーホップで95cm。すげぇ。
ちなみにバニーホップはスキー・スノーボードより優れている数少ない要素。滑りながらの縦の動きはボードとかでも出来るがスクートが一番自然だ。別に95cmも飛ばなくてもいいけど何気ない場面でクールに使いこなしたい。