2010-11 New SNOWMOTO
スノーモト2010-11モデルの情報が入ってきました。毎年目に見える形で進化をしてきたスノーモトですが今年もかなり進化しているようです。
一番変わったのが最上級クラスのA28EVOLUTION。ボードが昨年までのモデルとは別物になりました。シェープや硬さをイジったというレベルではなく、完全に別物。見るからにグイグイ前に走りそうなボードです。ボードの幅も広がり、テールに向かって広がるシェープのおかげでターン最後まで食いつきが増し安定性が格段に上がるのではないでしょうか。少しスワローテールになっていますが正直パウダーではあんまり変わりません。もっとガバっといかないとね。恩恵を受けるのはマニュアルの時、先端が突き刺さることにより左右バランスを取りやすくなる点でしょう。スノーモトのマニュアル時代の幕開けです。トップの形状はオールドスクールな感じでいい感じです。最近のスノーボードもこの形状が結構あります。製造は日本メーカーだそうです。日本メーカーのメリットは品質だと思っている方も多いと思いますが、品質はコントロールさえ(お金を出して)しっかりすれば海外も国内も変わりません(ほとんど中国製だし)。むしろ品質ではなく意思疎通の図りやすさにあると思います。いい仕事をしてくれていればいいですね。全体を見ると重量が11kgとスノースクートと比べると重いですが、それはあくまで手で持ち上げた時の重量であって滑りの軽さとは違います(←ここ結構重要)。スノーモトは安定感とターンの取り回しがスノースクートより優れています。フロントが長いので突き上げが少なくスピードを出しても安定します。また適度な重量の為雪を踏みつぶしていってくれるので安定感が高く感じます。またボード形状のおかげで重心が中心に近く、ターンの取り回しが非常に楽です。最新モデルはボードシェープのおかげでターン後半の粘りも増えています。またステップ(デッキ)の高さも少し低くなり安定感が増しているようです。これはワイドボードのおかげで低くしても雪にステップが擦らなくなった恩恵ですかね。ちょっと高いですがA28Evolutionめちゃめちゃおすすめです。
以下メーカーのリリースです。
A28EVOLUTON WIDE ¥158,000(税込み)
今シーズンの開発コンセプトは、比対称ワイドボード(日本メーカー製造)装着により、パウダーにおける浮力UPと高速性能の向上化を計りました。ワイドボードの特徴は?
1.深雪での浮力UPと高速時の安定性の向上化を実現しました。
2.そして、浮力UPにより雪の抵抗を軽減することでスピードダウンを減少。滑走限界がさらに向上化しました。
3.ライディングポジション及び操作感は、従来のスノーモトと同様にステップへの加重によるターンをおこなうこと ができ、上半身(特に腕)への負担が非 常に少ないライデイングを可能しました。
4.好みの乗り味が楽しめるよう、3ポイントでボードセッティングが可能になりました。
5.ボードシェープは、数度の変更と試行錯誤のうえ”オールドスクール”なデザインに決定!
リアボードはほぼストレートライン(数値は上記参照)に、エンドは雪の抜けを良くするため”ソフトスワローテール” にしました。また、幅の広いボード にありがちな「もたつき感」もなく、見た目以上に「カービングターン」が堪 能出来ます。
6.トップサイドのグラフィックに派手さはなく、ブラックベースにMW(メタルワークス)の文字をあしらったシンプル デザインに仕上げました。
7.ボードの心臓部でもあるソールにはISO7500を使用。さらに、ストラクチャーを標準化しひとつ上のライディング が楽しめるようになりました。
A28
そしてニューナローボードを採用したA28。さらなる滑走性能の向上化を計ったそうです。去年の最上級モデルに近い性能が中間モデルに採用されています。モデルによる差別化と技術の継承がすばらしいですね。
¥98,000(税込み)
S28ADVANCE
A28と同様のニューボードを装着。 ¥49,800と5万円を切る価格が魅力です。やっぱり5万円を超えると躊躇しますからね。限界にチャレンジな価格だと思います。スノーモト人気の突破口になればいいですね。
SNOWMOTO FANさん、F・POINT2ndさんにも新型スノーモトの情報がでているので参考にしてみてください。あー早く乗りたいなぁ。
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