パウダーを滑るための7つのポイント

2011年1月13日 at 12:42 AM


比較的滑るのが難しいと思われているパウダーですが、上手く滑るにはいくつかポイントがあります。
1)一番重要なのはスピード
スノースクートはスキーやスノーボードのようには浮きません。なのでスピードで雪をかき分けます。スピードが出てくるとすこしだけですが浮き上がり気持よく滑ることができます。
2)斜度
緩斜面だとスピードが出ないので加速してからパウダーに飛び込まないとあまり楽しくありません。20°以上あると斜面を落ちるように滑ることができるので楽しくなります。
3)ハンドルはプルでなくプッシュ
ハンドルを引いたほうが雪面からフロントボードが出るので引くというイメージが強いですが、ハンドルを引いて滑るということはマニュアルの姿勢で滑っているのと同じです。引くより押すとイメージしましょう。手だけ押すのではなく足も一緒に荷重を掛けることによりソール全体を使って浮き上がることができます。ここでも重要なのはスピードです。
4)足でプッシュ
上記3)を出来るくらいのスピードが出ないときは足だけプッシュします。ただし足でプッシュする際、腰を後ろにひいてはいけません。身体は前傾のまま足をプッシュすることにより浮き出て加速することが出来ます。ポイントは足首を曲げ、身体が遅れないようにスノースクートの角度だけ変えるようにします。
5)大きくターン
パウダーはとても不安定です。先を見て大きめくターンをすると気持ちいいですよ。急なハンドル操作や減速はバランスを崩す元になります。車の雪道の運転と一緒です。
6)股関節を使う
底付きや隠れキャラ(前日までのコブなど)はひざを少し開気味に股関節を使って吸収します。また重心が低いほうが安定します。またプッシュするときはひざが閉じ気味にすると左右のバランスが崩れにくく安定して滑ることができます。
7)面を意識
エッジで滑るのではなくソール全体を感じながら滑ってみましょう。

僕は以上のようなことを考えながら滑っています。参考にしていただければ幸いです。