板のしなり
最近リヤ板のしなり(フレックス)は程々でいいんでないかなと思う。
3年位前板はたわんだ(しなった)ほうがいいと思いサロモンのPILOT SYSTEMっていいなぁって思った。浜さんところでカービングキットって作ってるでしょ。あれ(TYPE2以降)は基本的にはPILOT SYSTEMと同じ構造で我満と先越されたねと言っていた。重いのが嫌だけど悪くは無い。でもよく考えてみよう。何でカービングキット付けてる人ってみんなCOMPとかの硬い板付けるんだろう。せっかくたわませる構造のカービングキットなのに・・・。RIDEの板付ければもっとたわむじゃんってね。でもカービングキットのメリットって実は板のたわみ使えるとかじゃなく捻じれ(トーション)をおさえることにあるんだと思う。だからみんな固い板を付けるんじゃないのかなって。ちなみにホームセンターで売ってるゴムブッシュのほうがカービングキットよりたわみます。でも潰れる側にも動くし板の捻じれも気になります。振動は結構拾ってくれるから嫌いではないけど俺の場合体重があるから固めのゴムじゃないと辛いんだよね。カービングキットはダイレクトに力が伝わる分雪面からの衝撃もダイレクト。
一番最初にしなりは程々でって書いたけどそれはリヤ板の後ろの取り付けから後ろのテールのお話。
逆に積極的にしなってほしいのは足の真下。リヤボードの取り付けの間部分。ここがしなると結構振動吸収してくれる。一時期エッジを少しでも噛ませるために土踏まずの真下のフレームとボードの間にブッシュを入れてしなりを制限してた。確かにエッジはダイレクトに食い込むんだけどすごく疲れた。だからはずした。ここは積極的に動いたほうが良いらしい。
あとカービングキットを付けてる人の滑りの特徴。ターンの時カービングしてない人が非常に多い。斜滑降部分では切れてるんだけどね。ONとOFFの滑りになってて間がない人が多いんだよね。もしあなたが目指す滑りがカービングターンならばそこんとこ気をつけて滑ってみるべし。カービングはやっぱり加藤君あたりが一番上手いと思う。滑ってたゲレンデが中山峠でスキー場が面白くないからカービングターンを極めるほうに走ったらしい。逆に対極が我満。八甲田にカービングは必要なし。って滑りをする。でも我満はカービングも上手いよ。