ジックジャパン 2001MODELインプレッション

2000年12月1日 at 11:01 PM

さて今年は01Styleに乗ることとなりました。去年まで乗っていたと99STYLEおよび借り物の00STYLEと比較しております。ご購入の参考までにどうぞ。
Newモデルの特徴としまして
①ボードの形状
②ボードの位置が前後にずらせる(3カ所)
③ストラップが去年より硬くなった。
④ストラップの位置も変えられるようになった。
⑤トップチューブの断面形状が涙滴形状となった。
⑥フロントボードの取り付けプレート部分の形状変更
などが挙げられます。

ボード形状が変わったことにより昨年までのモデルに比べ雪への食いつきが非常に良くなっており、コントロールし易く感じました。ボードの硬さはやや軟らかく感じ接雪感は非常に良く、多少荒れたバーンでもあまり弾かれる事無く安心して乗ることができます。以前のモデルに比べて特にアイスバーンの時は安心して乗ることが出来ました。エッジが研いでありしっかりと加重さえ出来ればアイスバーンでもリヤが流れることなくしっかりとターンが出来ます。またボードの後端の角があまり丸くないため、マニュアルしたとき横に倒れるということはあまり無くなりました。ただしこれは人によっては角が引っかかると感じるらしく好みの分かれるところみたいです。
ボードの位置が前後に3ポジション設定可能になったことにより、ライディングによりセッティングの幅が広がりました。色々試しましたがオールラウンドに滑れるのは前後のボードともに真ん中にセットするといいみたいです。リヤボードを後ろにセッティングするとボードのフレックスをすごく感じますが、ターンの切れがやや落ちるというか後半もたつく感があります。前にセッティングした場合はセンターにセッティングした場合と大きな差は感じませんでした。色々試した結果やはり真ん中に落ち着きました。
ボードの位置より顕著に滑りに表れたのがストラップでした。まずは硬さ。昨年までに比べかなり硬くなっています。これがすごくいい感じでドッシリと安定感を持って滑ることが出来ます。前後にセッティングをずらす事が出来ますが、人によりライディングが違うので一概にどこがいいとは言えませんが、僕の場合は前が一番安定して滑ることが出来ました。ちなみに後ろにセッティングすればするほどつま先加重になり腰が引け気味になりやすい傾向があります。(一番後ろにセットしてアイスバーンに入ったら怖かったー)。ちなみに今年は加藤君を筆頭にノーストラップ旋風が吹き荒れそうですが、しっかり踏めない人は辞めといたほうがいいでしょう。(でもかっこいい)
トップチューブの断面形状やフロントボードの取り付けプレートの形状の変更は滑りには直接影響してきませんが、かっこいいので◎。(2000年12月記)