白馬&小谷里山

2010年2月23日 at 3:38 AM

SNOWBIKE FREAKS 2010が終了してしばらく経ちましたが、最近はもっぱらバックカントリーに出かけています。
先日は小谷の某里山に行ってきました。あまりの積雪量に凄い雪壁が出来ていました。
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3時間半くらい登った先にはノートラックの素晴らしい斜面が。さすが小谷村。白馬より雪深くそして誰も居ません。
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今日は八方尾根の上の無名沢という有名な沢に行ってきました。こちらは最高のオープンバーン。ゲレンデトップから40分も登ればドロップ出来るという最高の環境。天気の良い日は毎日来たいくらいです。沢終了の滝の部分を巻き込んで行く部分が一撃必殺でヤバイ斜面でその後はデブリ帯を超えないといけなくて緊張しましたが、それ以外は本当に最高でした。
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滑ってきて後ろを振り返ると唐松岳と不帰のキレットが。このロケーションは白馬じゃないと味わえません。白馬に帰ってきて本当に良かったと思える一日でした。
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バックカントリーは気軽におすすめはしません。しっかりした装備(ビーコンや非常食)や計画(入山計画書の提出や情報収集、保険の加入)。天候や雪質の事前チェックなど結構知識が必要です。僕も今回はスキーで行きました。スノーバイクで行くのは安全を見極めてからにしようと思って今は色んな山に行って下調べをしています。でも色々勉強することにより今まで知らなかった世界を感じれるようになってきました。スノーバイクは雪があればスキー場以外で楽しめる最高のスポーツだと思います。街中でも3000m級の山でもどこでも楽しめます。もっと色んな知識と技術を磨き楽しみの幅を広げられたら最高だなぁと思っています。

続三種の神器

2009年11月8日 at 11:12 PM

前回三種の神器の一つ「ビーコン」を買ったことをお伝えしましたが、同時に残りの二つの「プローブ(ゾンデ棒)」と「ショベル」も白馬の山屋さんラッピーにて購入。
バックカントリー三種の神器
プローブ(オレンジ色のヌンチャクみたいの)は、雪に突き刺し埋まった仲間の正確な位置をだします。写真では折れ曲がってますが端っこを引くと3m弱の1本の棒となります。今回購入したのはBlackDaiamondのクイックドロー スーパーツアープローブ 265
ショベルは説明不要だと思うけど雪を掘る道具。もっと軽いのも何種類かあったけどバックカントリーでキッカーとか作るために少々大きめのものにした。今回購入したのはVoile Mini Telepro T6 Avalanche Shovel
これで三種の神器は揃ったわけですが、まぁ使いこなせなくては無用の長物、単なる重りになってしまうので使い方をマスターしたいと思います。

ちなみにザックはHOGLOFSのRAND48。名前のとおり48リットル。38リットルのRAND38も持ってるけどあんまり大きさが変わらないので大は小を兼ねるということでとりあえず48ばかり使ってます。ちなみにプローブ用のポケットとショベルを入れるポケットもしっかりついています。あとボードアタッチメントもあるのでスノースクートもしっかりと装着可能です。

さーてあとは山に雪が積もるのを待つのみとなりました。

白馬岳2932.2m

2009年5月11日 at 1:15 PM

最近白馬界隈で流行の登山。
ハイクアップってレベルを通り越して登山。下の写真の一番高いところまで行って来た。
白馬岳

みんなの道具も日々本格的になってきてクランポン(アイゼン)とかザックとか伸縮する山用ストックとか集めはじめてる。
Black Diamond Crampons

3月の白馬乗鞍岳からはじまりスクート持って登ったり、持たずに普通に登山したり、いろんなところを登ってる。
白馬大雪渓

昨日はこうくんと組長と俺の3人で白馬岳(2932.2m)に登ってきた。
朝5時半過ぎに猿倉から登り始め、大雪渓の入り口の入り口の白馬尻に7時半。そこから大雪渓、小雪渓と登り白馬岳登頂が13時20分。8時間弱かかる。
登山
こんな感じにひたすら登る。
スノースクートは逆さにつけハンドルは折りたたみフロントボードがふらつかないようにフレームにゴムロープで固定する。

白馬岳山頂2932.2m
白馬岳山頂2932.2mにて俺
白馬岳山頂
白馬岳山頂からの風景。
白馬岳山頂
全てが眼下に。
中央の奥の雪の無い部分からひたすら登ってきた。
はるか右奥が白馬の街。

下りは6時間位かかった大雪渓を40分かからずに滑り降りる。歩いて下るよりすごく楽ちん。その分のぼりが大変だけどね。
杓子岳の麓の大雪渓
大雪渓の杓子岳直下を滑るこうくん
大雪渓の杓子岳直下を滑る組長
大雪渓の杓子岳直下を滑る組長
せっかく何回か登ったので装備などの備忘録
この時期に必要な装備は
・ザック(スクートが取り付けられるか要確認)あと肩を引き上げられるもの。
・雨具兼上着(パンツはウェアー)
・クランポン(アイゼン)10本爪以上が望ましい
・伸縮するストック
・ハンドルを固定するゴム紐等
・携帯工具
・水1.5リットル以上(登る山にもよる)
・食料
・日焼け止め
・サングラス
・グローブ
・ブーツ
あとは
・引き返す勇気

レッツ登山!!